春の中津川にはなくてはならないお菓子、「からすみ」。
もともとはおひな様の時にお供えする春のお菓子でしたが、今では郷土のお菓子として1年中楽しむことができます。
中津川駅前のにぎわい特産館では4月3日まで「ひな祭りフェア」を開催中。
からすみも販売しています。
3月3日は桃の節句 ひな祭りですが、中津川のひな祭りは4月3日です。
ひな祭りに欠かせないのが、おひなさまにお供えする雛菓子。
中津川では「からすみ」と呼ばれる米粉で作ったお菓子をお供えします。
もともとは家庭で作られていた米粉のお菓子で、
庶民の間でもひな祭りが一般的になってきた江戸時代末期から明治時代頃に作られ始めたといわれています
「からすみ」という名前の由来
ボラの卵巣から作る珍味「からすみ」は、
また二腹がくっついていることから夫婦円満、子宝の象徴でした。
そこで、娘の健やかな成長、子宝に恵まれ夫婦円満にという思いを込めて、珍味「からすみ」に似せて米粉で作ったといわれています。
[富士山の形]
ボラの珍味「からすみ」は、山の形にも似ています。
娘の成長を願う気持ちから日本一の富士山の形にしたといわれています。
素朴なお菓子の中に、子どもの幸せを願う親の気持ちがギュッと詰まっているのです。
[季節の味]
いろいろな味があるのもからすみの魅力の一つです。白、黒、の定番のほか、ヨモギやクルミ、季節限定の味もあります。今の季節は桜もおすすめです。
2015年03月18日 更新
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投稿者:こばち