最近何かと注目される苗木城。
今では遺構のみとなっていますが、自然石を巧みに使った山城は城ファンから注目されています。
それではいきなりクイズです。
今日はちょっと難しいぞ~(;^ω^)
城ファンはもちろん、歴史ファンが注目する苗木。
明治維新政府の一連の政策に追従する形で、苗木藩一円で行われた活動とは????
中津川市苗木遠山史料館で、秋の特別展が始まります。
苗木の「廃仏毀釈」1 苗木藩の寺院
答えは、廃仏毀釈。
明治3年、ほとんどすべの旧苗木藩内に住む人々は仏教から神道へと宗旨替えをしました。当時、旧苗木藩内には15の寺がありましたが、檀家を失いすべての寺が廃寺、寺僧は還俗しました
ただ、雲林寺の住職は還俗を拒み、領外の寺院へ移っていきました。
旧苗木藩内の廃仏毀釈は全国的に見てもとても厳しいもので、神道への宗旨替えを徹底していきました。
そして、村内にあった石仏や仏像、薬師堂、阿弥陀堂など仏教の信仰対象になるものはことごとく壊されたり、焼却されたり、売却されました。今でも旧苗木藩地内には、刀傷のある石仏などが多数残っています。
仏教色が一掃されていく中、仏像を屋敷の奥にかくまったり、地中に埋めたりする村人たちもいました。その一つが苗木地内にある「穴観音」。自然石でふたをされたお堂の中には、数体の仏像がひっそりと隠されていました。
2014年07月18日 更新
カテゴリ:[【ご当地クイズ】だいすき!ふるさと中津川クイズ][イベント][観光]
投稿者:こばち