苗木城というところは、NHKのドラマと縁があります。
苗木遠山史料館で展示されている「姫駕籠」は、大河ドラマ「篤姫」で篤姫が乗る駕籠のモデルとなりました。
そして苗木城址には、現在放送中のNHK連続ドラマ小説「花子とアン」で、主人公はなの生涯の友 葉山蓮子のモデルとなった柳原白蓮の歌碑があり、注目されています。
柳原蓮子の歌碑は、苗木城址天守台あとの南下にあります。
城あとに やかたも人も いまなくて
かたるは何ぞ 山鳥の声 白蓮
歴史の表舞台だった過去と、激動の時代を潜り抜け、今はひっそりと静かな時を刻む苗木城址の情景を描いています。
柳原白蓮が苗木城址を訪れたのは昭和28年5月のこと。当時は婦人会を対象に各地を訪れ、女性の生き方について説く活動をしていました。この歌は白蓮が苗木に来たことを記念して、「歌碑を作りたい」という苗木公民館の意向に白蓮こたえたもの。よく昭和29年には除幕式が行われました。
苗木遠山史料館のホームページには、白蓮を囲み苗木城で催された宴の写真が掲載されています。
2014年07月14日 更新
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投稿者:こばち