中津川駅前にあるにぎわい特産館では、
皇女和宮が降嫁の折にお召し上がりになられたお菓子
「和宮道中御菓子」を販売します。
お姫様が召し上がられたものを、中津川の菓子職人たちが忠実に再現したお菓子です。
日時 10月29日(火)
価格 1,050円(限定100個販売)
今から150年ほど前の10月29日。
中山道中津川宿に壮麗な婚礼行列がやってきました。
皇女和宮。
時は江戸時代の末期。求心力を失う江戸幕府が国の安定を図るため、
公武合体という政策がとられました。
そして、若干15歳の皇女和宮は第14代将軍 徳川家茂のもとへ嫁ぐため、京より江戸へと旅立ちました。
和宮降嫁の行列は中山道を通り、中津川宿には10月29日に到着されたのでした。
まだあどけなさすら残る皇女和宮。
もちろん望んで嫁ぐわけではなく、その小さな背中には日本の将来を背負った意を決したものでした。
住み慣れた京を離れ、江戸での新たな生活への不安は計り知れないものでした。
そのお気持ちを慰めたのがお菓子だったと言われています。
にぎわい特産館では、当時の資料を下に中津川の菓子職人が再現した「和宮道中御菓子」を1年に2回のみ販売しています。
春の販売...5月10日(皇女和宮誕生日)
秋の販売...10月29日(皇女和宮中津川宿お泊まりの日)
春と秋では若干お菓子の内容が違います。まずは秋のお菓子から、どうぞご堪能ください。
2013年10月28日 更新
投稿者:こばち