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春を探そう、野に出よう- 12

春を探そう、野に出よう- 12

キブシ(木五倍子)、冬に長い枝先に細い紐状の花芽を下垂させ、春の開花時期に備えます。 染井吉野のように葉に先駆けて花を咲かせます。
早春を告げる代表的な樹木の花で、薄桃色や薄黄色の釣鐘型の小花を葡萄のように 枝から垂れ下げて咲かせます。 横に長く広がる細い枝には花穂が沢山付き上の小花から咲き始めます。 雌雄異株で雄株は、雌株よりたくさんの花を咲かせますが、実は結びません。 雌株は花後に実が成り、その実から黒い染色が採れます。 この染料はフシ(五倍子)の代用として使われ、昔の既婚女性の御歯黒に使われました。 キブシという名はここから付けられています。 ちなみに、フシ(五倍子)とは虫瘤でヌルデという木に昆虫が寄生して出来るコブのことで、 その中に含まれる成分のタンニンが黒色の染料として使われます。http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-kibushi_large.htmlより



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2013年04月03日 更新 [自然] [草花]  投稿者:チーフ



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