その名はヘクソかずら、
その名はヘクソかずら、名の由来は、葉などをつぶすと、強い悪臭を放つことから「屁糞かずら」とは何ともひどい名前である。
地方により、サオトメバナ(早乙女花)、サオトメカズラ(早乙女蔓)ともよばれ、かわいらしい花を咲かせる様子や、花を水に浮かべた姿が田植えをする娘(早乙女)のかぶる笠に似ていることにちなみ名付けられたものである。またヤイトバナ(やいと花・灸花)という別名があり、「やいと」とは灸のことを指し、花を伏せて置いた姿が灸に見えることや、花の中が赤い様子が灸を据えた跡に見えることに由来する。このほか、ウマクワズ(馬くわず、という別名もある。
2021年08月20日 更新
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投稿者:チーフ