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草花メッセージ 白いネジバナ発見!

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市民病院の駐車場の花壇や芝生にたくさん咲いている、最も身近な野性蘭といわれ。 下から咲きあがり、淡紅色のほか白花もある。左ねじりだけでなく右ねじり、途中から方向変えるねじり、ほとんどねじらないものもあるという。その花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来である。「ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草(そう)」とも呼ばれる。

別名「モジズリ」について(Wikiより)

ネジバナの別名、モジズリとは信夫綟摺(しのぶもじずり)に由来しており、
信夫綟摺とはかって、福島県信夫郡(福島市)で産した乱れ模様の摺り布のこと
です。
「文知摺絹」は平安の頃から都でも一世を風靡した絹織物で、「文知摺絹」のみ
だれ模様が心の乱れを表す歌枕「しのぶもちづり」、「しのぶずり」として広く
歌の世界で用いられたのです。
当時の最高の教養とされた和歌ですから、その歌枕の地は都人にとって憧れの
地であったはずです。
 みちのくの信夫もじずり誰ゆえに乱れそめにしわれならなくに 
                   (古今和歌集)  河原左大臣
 (あなた以外のだれのために、みちのくのしのぶもぢずりの乱れ模様のように
  心を乱す、わたしでありましょうか。)

この歌は河原左大臣こと中納言源融(みなもとのとおる)が按察使として陸奥国に
出向いた際、文知摺石を訪ね、ここで信夫の里の村長の娘・虎女を見初め、愛し合い、
やがて、融は都に戻り、虎女とは二度と会うことはなかったが、その恋を歌に残した
というもの。

2013年07月06日 更新

 

カテゴリ:[お知らせ][自然][草花]

投稿者:チーフ