日時: 2009年01月26日 17:55
中津川市田瀬。
清流付知川のほとりにある三千櫻酒造に、
日本酒作りで最も忙しい季節がやってきました。
三千櫻酒造。蔵元が自ら杜氏をつとめ、2人の酒職人と日本酒を作ります。
1月末。この季節には珍しく、春先のような温かい雨が降る朝。
しかし蔵の中はきんと冷えた空気が満ちています。
松尾さまと注連縄で守られた蔵の中は、眠る酒、歌う酒、 踊る酒・・・さまざまな酒のタンクが並びます。
酒造りは気温と時間が勝負。早朝からフル回転の蒸し器から、炊き上がったばかりの山田錦と五百万石をひょいと担いで運んでいきます。
職人たちの手が軽やかに荒熱をとると、
蒸し米は麹室へ。
麹室の中は30℃。 暑い室と外の気温差は30度以上になることも。
ここで蒸し米に種麹がつけられ二晩眠り甘い麹へと生まれ変わります。
酒職人の間では、「1.麹 2・もと 3.造り」と言われるそうで、
麹ができれば酒は7割できたのと同じなのだとか。
三千櫻の酒は、昔から伝えられてきた方法で丁寧に大切に造られています。
「酒は造るものではなく、できてくるもの。だから時々人間が手を入れてあげるんです」
その「手を入れる」のが、職人の技。
しんと眠っていたモロミも、 山田さんが櫂を入れると目覚め始める。
小さな蔵の酒はうまいとか、機械化されずに手作りの酒はうまい
と言われますが
「それだけではありません」と山田社長は語ります。
「蔵の大小屋、機械化云々よりも、まず酒造りの技術が味を大きく左右します」。
三千櫻の高い酒造技術から、今年は初めて「愛山」という米で
酒を造ります。
名酒造好適米「山田錦」と同等かそれ以上の米と言われる愛山は、
生産量が非常に少ない希少米。
早くも日本酒ファンから
「愛山の三千櫻が飲みたい」と言う声が聞こえているとか。
「愛山は、山田錦や五百万石とは微妙に違います」
この微妙な違いを細やかに対応することが、
長年培ったカンと技術。
いい素材を使うことにもこだわる三千櫻酒造。
水は天然林の自社山から湧き出る清水。
「酒造業も基本は農業者」と言う独自の考え方から、
酒造米も作ります。
山仕事で作った水と、田仕事で育てた米。
そこに職人の技が入り、
付知川が少し温む春、新酒が出来上がります。
三千櫻酒造(株)
岐阜県中津川市田瀬25
TEL:0573-72-3003
FAX:0573-72-5499
HP: http://michizakura.jp/index.html
★三千櫻 愛山袋吊りは、限定品です★
中山道大鋸にてご予約受付中(限定30本)
岐阜県中津川市本町1丁目2-9
TEL:0573-65-2625
FAX:0573-65-2688
HP:http://nakasendo-ohga.com/
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