日時: 2008年03月21日 09:58
苗木遠山史料館で展示されている姫駕籠のレプリカが、NHK大河ドラマ「篤姫」に登場します。姫駕籠は3月23日放送予定の、
篤姫のお輿入れのシーンに登場します。
薩摩藩島津家とゆかりの深い苗木藩遠山家
史料館に展示時されている姫駕籠は、12代藩主友禄(ともよし)の正室嘉子のお輿入れに使われた駕籠です。
嘉子の母随姫(よりひめ)は薩摩藩島津家の出身。随姫が薩摩藩から土佐原藩へ嫁ぐ時に作られた駕籠で、愛娘の幸せを願い、 嘉子の婚礼にも使われたといわれています。
家系図を紐解くと、苗木藩へ嫁いだ嘉子は、大河ドラマ「篤姫」のヒロイン篤姫や篤姫の養父島津藩主斉彬とはいとこ同士の関係。 この遠山家と島津家の縁により、友禄が奏者番から若年寄に抜擢されたとも言われています。
国内でも珍しい姫駕籠
全国で現存する姫駕籠はたったの4台。そのうちの1台が苗木遠山史料館に展示されています。
丸に十字の島津家の家紋に唐草蒔絵、駕籠の中も美しい絵で飾られた豪華な姫駕籠は、明治に入り、苗木藩の借財対策のために売却され、 東白川村の旧家の所有となります。
100年以上ものあいだ大切にされていたのでしょう。とても保存状態がよく、 苗木遠山史料館の開館と同時に展示されることになりました。
NHKの制作スタッフは島津家の家紋入りの姫駕籠の存在を知り、大河ドラマのために嘉子の駕籠のレプリカを作成することに。 昨年6月に大工や金具師、画工職人が史料館を訪れ、綿密に採寸をしていきました。9月にはレプリカが完成し、撮影も終了しました。
姫駕籠の駕籠部分の重さは約70kg。棹の部分は80kg。
当時、姫駕籠は女性が担いだため、駕籠の軽量化が図られていたようです。
また、駕籠の乗る身分の高いお姫様にお尻を向けることは失礼に当たるとして、駕籠の担ぎ手は駕籠に向かって立ち、 進行方向側の担ぎ手は、後ろ向きに歩いたといわれています。
←嘉子が大切にしていたといわれるミニチュア家具。当時は女の子が生まれると、
嫁入り道具として、ミニチュアの家具も作られました。本物とまったく同じように作られており、とても繊細で美しい家具です。
苗木遠山史料館には、苗木城に関する史料のほか、城内で使われた調度も展示されています。
苗木遠山史料館
岐阜県中津川市苗木2897番地の2
| TEL | 0573-66-8181 |
http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/museum/toyama/info.html
| 開館時間: | 9:30~17:00 |
| 休館日: | 毎週月曜日,12月27日~1月5日 (月曜日が祝日等にあたる場合は翌日の火曜日) その他臨時休館もあります |
| 入館料: |
310円(団体 260円) ※団体は10名以上 |


