朝日松

 旧道の園原通りの水田の端に松の木がある。もとは大きな二股の松であったが、昭和34年9月の台風のため折れて、今ではその二世の松が大きくなりつつある。朝日松というのは、園原で一番先にこの松に朝日がさすことから名づけられた。その昔、園原長者がこの地を立ち去るとき、この松の根元に金の鶏を埋めた。それで毎年元日の朝この木の下へ行くと鶏の声が聞こえるとか、それを恐れ園原では鶏を飼う家がなかったなどと伝えられている。