留と「しゃく」
湯舟沢川は、ここ留で一番の地峡部となる。伊勢神宮の遷宮材を用達した湯舟沢山。材木は「川狩り」といわれ、川で運材された。所々に留(堰)を築き一条の流路を設けて流し、やがて木曽川本流に集めた。その留のあった所。ここ左岸岸壁に「しゃく」の文字が彫られている。この字を門に書いて張ると“百鬼遠離す”とある。寛保元年(1741)とあるので、付替道の折であろうか。